「日本オリンピック委員会では2016年の五輪には世界3位となることを目標にしている」と目標を高く掲げる事は宜しいが、はたして本当にそんな夢が叶うのでしょうか?それにはまず4年後のロンドン五輪で、アテネでの成績以上は最低でも必須!アテネ五輪での成績は本当の実力だったのか?目標にする金メダル数は何個なのか?(最近の結果を見ても最低23個必要)現在4年後、8年後に掛けて期待できる若手選手は目標に達する人数いるのか?また、引き続きの3連覇選手にも期待するのか?いずれにしても、次回の世代交代での好成績実現が叶わないと、とても8年後の目標は期待できないと思う。
今回1位の中国はホームでの大会であったし、史上初の1位。人口13億人以上の大国、比率からしてもこれから優れた選手が出てきても当然のように思う。そんな中国でさえ過去4大会で3位、4位で苦心している。しかし2位のアメリカは3億3千万人余りで総メダル獲得数なら相変わらず1位、さすがに凄い!過去3回は連続1位の強国。
100個以上のメダルを取るこの2ヶ国には、とうぶん歯が立たない。3位ロシアは1億4千万人余り日本より一割ほど多い程度、なのにメダル数は日本の3倍程もって帰っている。過去3回は2〜3位を維持している。実力はこんなもんじゃなさそうだ。そのようの国を本当に抜けるのか?
4位以下イギリス、ドイツ、オーストラリア、韓国、イタリア、フランスと、強豪が連なる。
アテネ五輪、シドニー、アトランタ、バルセロナ五輪までさかのぼってみてもアメリカ、ロシア(バルセロナ五輪では旧ソビエト連邦)、中国、オーストラリア、ドイツの5カ国で競い合っている。後に続くフランス、イタリア、韓国も、強敵ではあるが金メダル数なら過去の成績からすると希望は持てそう。
イギリスの目標は実力程か、ホームでのロンドン五輪に4位の目標を掲げていたが今回達成した。100年前のロンドン五輪では145個のメダルを取って1位だった。ちなみに2位はアメリカで47個メダル獲得でした。
北京五輪に戻って「メダル獲得数」での順位で評価するとイタリア、フランス、ウクライナが上回り日本は11位に押し出されてしまう。
結果ロサンゼルス五輪での目標は「金獲得数」なら「アテネでの夢をもう一度」となり、「メダル獲得数」となると8位程度止まりと予測する。その道を踏んで8年後の目標を目指してほしい。
以上のようなことを考えていると4年後が楽しみになりました。
※各国の金メダル獲得による報酬(ネット情報)
アメリカ(約270万円)
韓国(約540万円)※アテネ五輪の2倍。
日本(1000万円)※アテネ五輪の2倍。
中国(約1500万円)※選手の知名度によって幅があります。
ロシア(約1690万円)
マレーシア(約3300万円)※過去に金メダリスト無し
シンガポール(約8450万円)※過去に金メダリスト無し