設計図書を見せて頂いき、立面図を見ると筋交いの表示は有り、(ン〜?1階少なさそう…?)平面図は、(筋交いの表示が無い?…)平成13年建築、確認は下りている…設計1級建築士…わからない?…「現状を見る限りでは問題はありませんよ。」と「でもこの設計図通りに現場が出来ていれば…室内の壁に筋交いが入っていないとしたら、壁量が足らないかも知れないので調査をする意味は有ると思います。」とアドバイス。「必要なら耐震補強の工事もやりたい。」となったので、耐震改修工事までの流れを記した書類と、打ち合わせ簿、診断の見積書を後日提出した。因みに診断費用は3〜4万程度です。この費用は妥当かどうかは私は分からないが、診断する方曰く大変だと言う。昭和56年以前のものなら耐震改修工事に向けた流れの一環であり気にしなくていいが、今回の場合は診断してみないとわからない状態である。でも診断士は「相場と言われている金額なのでそれで行きましょう。」となった。
耐震診断に立ち会うのも始めての私は、お客さんの返事を楽しみに待っていたのですが、他にも2〜3社に相談したらしく、1社はその場で床下や天井裏を見て「大丈夫でしょう」と言ったらしい。「どちらさんも河野さんと同じような回答だったので、安心しましたありがとう御座いました。」と連絡が入った。(え!そんなことで良いの!?)一応プロというらしき方が2〜3人、口を揃えて言えば皆納得するんだな〜!、と思うのが私の感想です。
現地で目視評価のみで済まされた方はいったいどちらの方か分らないが…今回塗装屋さんの感想(煽り?)→お客さんの不安から調査依頼→外観目視の評価→設計図書の不備(壁量の計算書も添付無し)この設計士にイチャモンを付けるつもりは無いが、もしかすると?…現場は図面通り?…手抜きはヒョンなところから発覚するものです。今回そこまで至らなかったのは現場に問題が無かったのかも知れません?…私には分かりません…残念な事は、詳細な経緯が知れなかったこと、最後までして安心する結果を出せなかった事。
参考に耐震診断による評価1以上とは、現在新築では壁量計算の必要壁量よりギリ上回る必要があり、その添付が必要です。それで(一応倒壊しない)の判定。以下では倒壊する可能性がある、と評価されます。評価1.5以上なら(倒壊しない)と判定されます。