今年の伊豫豆比古命神社(椿神社)のお祭りは2/1(日)〜2/3(水)三日間
今日が初日です。
日曜日なので午前中のうちに妻と2人で参詣してきました。
「立春に近い上弦の月の初期」と月齢を定められているのが、当神社の春祭で一般的に、「椿まつり」「お椿さん」或いは「お八日(おようか)」と親しみを込めて呼ばれています。
現在は、旧暦正月8日を例祭日として、その前後の3日間斎行されていますが、従前は旧正月8日のみが斎行日であったので、古老達は現在も「お八日(おようか)」と称しています。
「立春に近い上弦の月の初期」は、丁度冬の厳しい寒さも峠を越し、物の芽が動き始める頃ですので、農閑期も終りを告げ、椿まつりの終了後には“田起し”“播種”を始める慣習が愛媛県をはじめ四国各地にあることから「伊予路に春を呼ぶまつり」として「椿まつり」を愛しく待ち焦がれていた様子が伺えます。現在では、全国各地から毎年約50万人の参詣者で境内は3日間賑わいますが、国道33号線交叉点から神社までの約1Kmの県道と平成15年に開通した「はなみづき通り」交叉点から神社まで約500mの県道は、全面交通遮断され、その県道両側に約800店の露店が立ち並ぶ状は圧巻です。椿まつりは初日の午前0時に大太鼓で開始を告げられて以来、最終日の24時迄72時間昼夜を徹しての比類のないお祭りですが、生活時間が多岐に亘る現在、参拝者が年々増加傾向にあるのは「椿まつり」の時間帯が認識されているからでしょう。
「椿まつり」期間中の特別祈願祭は、「縁起開運」「商売繁昌」「大漁満足」を祈る人々が数多く見受けられますが、その昔の「椿まつり」は、祈りを捧げた後に大きな椿の樹の下で山村で採れた“山の幸”と“海の幸”つまり魚介類とをやりとりする物々交換の市と、情報交換をする場でもあったとの説話があります。
現在も「椿まつり」期間中は参道・境内ともに大変賑わいますが、通貨の流通のない頃の「椿まつり」に詣でる人々の様子が、今も昔も変わっていないのが「椿まつり」の歴史です。 今日のテレビによると3日間で45万人の参詣者を見込んでいるとか。
3日目が雨の予報なのでか少な目の数字?
はたまた不景気のせいか?
不景気の時にはお願い事が多く御賽銭は増えるのか?
それとも懐が寒いので減るのか?どちらなんでしょう。
特殊祭儀として「貸銭(かしぜに)神事」、「お忍びの渡御(とぎょう)」、「合せ火」などの全国に類を見ない特殊な宗教行事があります。
私も一昨年から、「貸銭神事」をしています。
小額の守り金を借り翌年の倍額(多いとの意)にしてお返しする行事で借りる際に神社側より氏名、住所を尋ねられる事は無く誰もが無条件に借りる事が出来る、神と人との信仰と信頼に基づいた特殊祭儀で、本年も生活に励み、来年無事にお返しの参拝が出来る事を祈る祭儀です。
1年目 20円借り
2年目 20円借り 40円返す
3年目 20円借り 80円返す
4年目 20円借り 160円返す
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10年目 20円借り 10,240円
11年目からは又最初に戻る
去年はうっかり1000円札を入れてしまいましたが、今年は、3年目なので20円借りて80円(縁起を担いで+15円)賽銭箱に入れて、伊豫豆比古命様と麻生首相様に景気が良くなるように沢山んお願い事をしてきました。
posted by home doctor at 18:29| 愛媛 ☁|
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