2008年06月09日

★チョッと気に掛かった左、右?…

最近テレビではクイズ番組がやたらと多くなったと思いますが、

一問気に掛かった問題がありました。

「襖、障子など引き違いの建具は左、右どちらが手前になっているでし

ょうか?」

答えは「右」です。

私の記憶では単純に「日本人は右利きの人が多く、

右手に近い方に手掛かりが有って開きよくしている。」

と昔誰かから聞きました。

それがテレビの解説では「古代天下を治めるのに“右文左武”

と言って、………(聞き取れなかった)………右が手前」

とややこしい内容?気に成り調べてみましたら、

根拠のある説明は残っていないらしく

「鎌倉末期の絵巻物『春日権現験記』に

住まいの様子が克明に描かれている。

そして随所に右手前の襖が確認される。」と、ある。

また「(右文左武の解説では)文を右手に武を左手にして

政治を行えば天下泰平に成る。

(文人は武官よりも上位にある)」

よって右が上位であるがゆえに、

右利きの便利なように右手前になっているのではないか?

要するに右が優先、右が優秀、右が上位と言うことでしょうね。

たぶん?

今でも通用している「あの人の右に出るものはいない」

「社長の右腕になって活躍する」と右は良いが

「左遷」「あの会社は左前」「あんたは左巻き(頭の働きが鈍い)」

など左はよろしくありません。

唯一良さそうな言葉が「左うちわ」

余裕のある状態を指すのでしょうが、

あまりほめ言葉ではないような…。

どちらが機能的?となると、

着物の重ね合わせでは、古代から奈良時代までの慣習では

左前であった(ハニワ人物像が証明)が、

平安時代の初期ごろから唐の影響を受けて男女とも右前に成った。

今では死人に着せる様式として使われるだけ。

武士は右手を主に使う為、利き手が冷えないように

右前にした着物の懐に右手を入れていたそうだ

(坂本竜馬のスタイル)。

茶席の懐紙をフトコロに入れやすい事においてもそうあるらしい。

他にまだまだ便利なこともあるようです。発見することがありましたら

教えて下さい。


フッと、

浴衣の重ね合わせを思い出し、

昨年春の同窓会で参加者全員の撮影した

記念写真を引っ張り出して見てみると、

なんと優秀なことに、19人全員が右前に浴衣を着ていた。

私の場合は左利きなのだが、意識した覚えは無い…

建築課一期生10年単位の同窓会(昨年)21/40人
posted by home doctor at 23:07| 愛媛 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑・小言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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